【ソウル工芸博物館・韓国旅行・前編】穴場スポットで韓国の伝統に触れる
今回はsunnyオススメ『ソウル工芸博物館』についてご紹介
ソウルの中心地に位置する『安国(アングク)』『仁寺洞(インサドン)』
景福宮や人気のベーカリーカフェ・オニオンや人気のベーグル店がある中
こんな素敵な博物館があります。今回は一緒にその魅力を覗いてみませんか?
↓同じエリアでランチができるお店もこちらの記事で紹介してます!
この博物館はもともと女子校があった場所をリノベーションしたそうです。
校庭を囲むような外観は開放感があり、展示はいくつかの棟に分かれています。
流線型の独特な棟は子ども博物館だそうです。中にはカフェもあり、屋上に上がりソウルの景色を眺めることができます。
ソウル工芸博物館は2021年に開館した、比較的新しい観光スポットです。
こちらはその名の通り韓国の『工芸品』がメイン展示されています。
大きく分けて『刺繍』『李朝家具』『陶磁器』がメインになっていますがそのほかにも見どころがたくさん。
館内はとても広く全体的に清潔で落ち着いた雰囲気です。
日本語のパンフレットも数種類ありました。観光客にとって嬉しい配慮ですよね!
ちなみに『展示1棟の1階』に置かれていたものをいただきました。
基本情報
ソウル工芸博物館 (ハングル表記 서울공예박물관)
ソウル特別市 鐘路区 安国洞 175-112
(서울특별시 종로구 안국동 175-112)
地下鉄3号線 安国駅 1番出口徒歩1分
10:00~18:00(最終受付17:30) ※夜間延長営業あり
休館日 月曜、1月1日、旧正月・秋夕(チュソク)の当日
安国駅から駅チカでとっても便利だよ!
ロンドンベーグルミュージアムやオニオンのご近所です。
入館料はどれぐらい?
出来ればスキマ時間に気軽に見にいきたい・・
心配ご無用!なんと入場料は無料!!
日本だと結構な金額を払わないと見れないような
貴重な工芸品が集められているよ!
そして撮影もOK(一部制限エリアあり)太っ腹だよね!
オススメ展示コーナー
数ある展示品の中でもsunnyが心惹かれたコーナー少しご紹介します☺︎
圧巻の針仕事とポジャギ
ポジャギとは、朝鮮王朝時代の手仕事としてはじまった韓国の伝統工芸品です。
古くは物を包んだり、かぶせたり、日常生活に欠かせないものでした。
また、物を包むと同時に福をも包み込むとされ、
贈り物の包装としても使われていました。
この展示を見にいくまで漠然と「風呂敷と似たものかな〜」という印象でした。
しかし!ひと目見た瞬間からその『美しさと力強さ』に心を奪われてしまいました!
韓国の工芸品には美しさの中に『人の温度』が伝わってきて大好きです。
(MBTIでNFの人は共感してくださるはず・・笑)
ポジャギに関しては大人の韓国+hanさんの記事で詳しく紹介されています!
世代を超えた『ポジャギと人々の関係』が伝わる文章がとても素敵で何度も読み返しています。
ぜひ読まれてみてください〜☺︎
ポジャギと言っても、婚礼時の豪華絢爛なものから日常使いされていたものまで。多岐に渡るそうです。
こちらは婚礼用でしょうか?
よく見るとハギレひとつひとつに『草花』『動物』『福』などの刺繍がぎっしり。
緻密さの中にも不思議と『人の暖かさ』を感じられるポジャギですね。
ガラス板に展示されているので布の裏表をしっかり鑑賞できます。
ライトに照らされるとグッと透け感が際立ってさらに美しい。
こちらは刺繍の際に使う『指ぬき』並べて飾るととても可愛い!!
ひとつずつデザインが違っています。
近くでゆっくり眺めると時間を忘れそうに・・笑
1990年に東京で開催された展覧会のパンフレットを発見。
日本でも開催されていたなんて嬉しいです。
次回のおはなし
ポジャギについて載せたい写真が予想以上に増えてしました・・笑
人肌を感じる美しい陶磁器たち
時代を越える李朝家具
上の『陶磁器』『李朝家具』については次回の記事でご紹介させてください☺︎
李朝家具では、BTSのSUGAがソロツアー中のマイクのデザインに使われ話題になった『螺鈿(らでん)』の装飾品もたくさん出てきます。
それではまた次回お会いしましょう!